珍スポット・紀行(奇行)文・マイナー博物館・音楽人生ブログ・鉄道・映画・フリーペイパー・昔の観光ガイドetcなどヤバイ一言ですむことをやや長文でやるマガジンです。

ばろたろうポータル

珍スポット・紀行(奇行)文・マイナー博物館・音楽人生ブログ・鉄道・映画・フリーペイパー・昔の観光ガイドetcなどヤバイ一言ですむことを長文でやるマガジンです。

【LOG】202011月

2020年11月のLOGを報告させていただきます(キラーン) 映画、本、旅行、飯、テレビetc

映画

10月のベストは、「至宝ある大企業の犯罪」である。 1990年代後半~ゼロ年代前半にかけて、イタリアサッカーを席巻したパルマAC(現パルマカルチョ1913)の大スポンサーであったパルマラット社の不正会計にフォーカスし王朝の凋落のように描いた作品。

パルマACがこの不正会計・倒産を受けて、4部降格、チーム名を新たにして再出発というところで、サッカーファンにもその衝撃も相まって知られているだろう。

イタリア企業のオフィス(世界遺産の中みたいなところに虚を構えている)とか、とにかくへ~って思いながら見ていた。(人間の精神衛生に町の風景ってかなり影響するって言われているしな!)

同族経営や隠蔽体質など露わになっていて、これがこの映画のメッセージかなといつか勉強した「不正のトライアングル」を思い出したりしていた。(不正行為は、(1)動機・プレッシャー、②機会、③姿勢・正当化という3つの不正リスク(「不正リスクの3要素」)がすべてそろった時に発生すると考えられている)

これがこの映画のメッセージかなと思ってたら、最後に

「現在も証券が本当の資産価値を数倍上まっている」

的なオチになってて、おそらく多くの人が映画とのコミニュケーションエラーに陥ったと思う。

そうじゃなくて、企業の隠蔽体質や同族経営、会社のために精神を犠牲にした若手社員、夜のワークとかもっと色々市場ではなく、会社そのものにも問題あったべよ

11月観賞の映画の一覧は以下の通り。 年に一回は来る。ハリーポッター総復習月間になった。一度観た映画が見たくなって色々見直した月でした。

― * アズカバンの囚人(11/6) * 炎のゴブレット(11/7) * 不死鳥の騎士団(11/8) * 謎のプリンス(11/8) * 至宝ある大企業の犯罪(11/11) * 死の秘宝1(11/13) * 死の秘宝2(11/13) * シコふんじゃった(11/15) * ザ・レポート(11/18) * 2012(11/19) * カリオストロの城(11/20) * グランドブタペストホテル(11/22) * ロイヤルテネンバウムズ(11/22) * ボヘミアンラプソディー(11/22) —

村上春樹羊をめぐる冒険者」

登園前にしまじろうに見入ってしまって、中々出発しない幼稚園児並みにスローライフを送っているので、本を読むのが遅い。というか、脳みその形成時に「本は同時に10冊読め」とかいうダラスティックな本に傾倒を受けて、同時平行で数冊を読んで、飽きたら途中棄権も厭わない姿勢を貫いているので、読破する本も多くない。

本書も夏くらいに買ってようやく読破した。 長い旅だったよ。パトラッシュ。

「風の歌をきけ」「1973年のピンボール」から続く、主人公・友人「鼠」の最終章である。

まさか、最後少し泣いてしまうとは思わなかった。

心に残った言葉記録しておきます。

・俺は俺の弱さが好きなんだよ。苦しさやつらさも好きだ。夏の光や風の匂いや蝉の声や、そんなものが好きなんだよ。どうしようもなく好きなんだ。君と飲むビールや

羊をめぐる冒険 (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (講談社文庫)

テレビ

千鳥のクセがスゴいネタGP

狩野英孝さんの涙そうそう、最高でした。 こいうやつって途中で飽きそうなもんやねんけど、見てられるねん。が全てをものがっている。 涙そうそうsoと3回いうのがミソ。 途中、長渕剛さんの「君はダンサーっ!」っていうのも好き

友近さんのとくダネ小倉さんのおはようございますは、どんな曲でも朝の雰囲気にしてしまうのか検証しましょうって、シューレスジョーさんも好きだった小生は、いてもたってもいられないくらいの名作でした。

ある、ひきこもりの死

出張で群馬滞在中にテレビを付けたら放送していたドキュメンタリー

肉体労働をしていた兄が引きこもりになって、家族から蔑ろにされ、家庭内でも糾弾される。兄はホワイトカラーを目指して、公務員試験とか色々受けて、医療事務の仕事に着くけど、新しい職場に人間関係的にも業務的にも適合できずに、また引きこもりになってしまい、最後は孤独に死んでしまった。

これを弟さんの視点から家族の断片を探りつつ、語られるのに心を揺さぶられた。弟さんは、タクシードライバーとして、真面目に勤務している。兄の生前、まともに働かない兄を穀潰し的な感じで捉えていたのだけど、今、コロナの不況により、ご自身も考え方に変化があったようだった。

父(高度経済成長を好景気から大手工場での勤務)の日記から綴られる、兄への不満、叱責。しかし、それは鏡のように父に反射しているようでもあって、日記は後に続くにつれ、「親は不幸を生み、子供は不幸を背負う」とか綴られるようになっていた。

弟さんは兄の気持ちを推察される。 一枚の手紙が見つかる。兄が自宅のある静岡から遠く東京上野のメンタルクリニックを訪れた折の看護婦さんへのお礼の手紙だった。

社会という坩堝に投げ出された我々は、生まれたタイミング、時代の変化、出会った人々、数多の要因に影響されたながら、人生を歩む。その機微なる影響がひび割れのようにその人に大きな引力に変わり、不安の奈落にブレーキの壊れたトロッコのように滑り落ちていく。一個のボタンホールの掛け違い(ミスチル風)が人間関係に壊していく。ちょっとしたことなのに後には取り返しのつかないレベルまでになってしまうことって沢山あると思う。小生は後どれくらい転んで、その都度ちゃんと起き上がれるだろうか。

↑すみません、こちらの放送12/2でした。

買ってよかったもの

ポップコーンメーカー たんぽぽ川村さんが使っているのをテレビで見て脊髄反射的に購入。実はポップコーンって食物繊維も豊富で、体にもいいらしいぞ。

ラジオ

霜降り明星オールナイトニッポンZERO

せいやさん家ロケの日、粗品さんの財布が亡くなったことで、大捜索。関係スタッフに深夜生電話するなど犯人を粗探しする一連の流れが好きなんだけど(せいやさんの全く盛り上がれへんぞ、このサスペンスというツッコミも含めて)、

冒頭のやりとりが好き。

粗品さん「誕生日に貰ったイニシャル入りの財布、外見はいいから中身だけでもいいんで返してください」 せいやさん「逆やねん!」

ニュース

エジルがコロナ影響でクラブを解雇されかけたマスコットを自費で救う。

アルテタよ。今こそ、エジルを使ってくれ。

川崎フロンターレ優勝 無敗優勝とまでは行かなかったけど、インパクト的には完全優勝だった。 てか、表彰式で中村憲剛選手が入っていた、黄金のバスタブはなんだったんだろうか。


Hatena